大まかな歴史の流れ・略年譜6 現代3 昭和時代
大正15年(1926)12月25日、大正天皇の崩御により、皇太子裕仁親王が皇位を継承して即日「昭和」と改元されました。
大正年代は、まさに村山貯水池の建設の時代でした。昭和のはじめはその完成と苦難の時代です。貯水池工事による一時的建設ブームが終わり、村は通学児童の増加対策に追われ、折からの世界恐慌にもまれ、経済的な自立に苦心惨憺しました。東大和市域の昭和時代は苦難の出発でした。
1村山貯水池の完成
162戸の家々と旧石器時代から続いてきた伝統ある古村を湖底に沈めて、工事が進められてきた村山貯水池の建設も完成しました。
・大正11年(1922)11月、上堰堤完成、下堰堤は大正13年(1924)5月31日に竣工しました。
・誰しもが美しいと共感する取水塔は大正12年(1923)1月23日に工事着工、大正14年(1925)7月31日に完成しました。
・余水吐の築造は大正14年(1925)3月10日着工、大正15年(1926)6月20日完成します。
・そして残された工事、残務整理を処理し、村山貯水池全体は昭和2年(1927)3月31日完了しました。
2農村経済更生指定村に指定される
3東京瓦斯電気工業立川工場の立地
4爆撃による工場全壊
5米軍大和基地
6大和町になる
7東大和市となる